無償の愛

こんにちは。

今日から3月です!

月日が経つのは早いです。そして、梅や桜を楽しめる、そんな季節になりました。

とはいえ、まだまだ冬のコートは欠かせません。皆さん、油断して風邪を引きませんように。

 

私はまた、朝ドラにはまっています。(笑)「おちょやん」です。

先週は幼い頃別れた弟(よしお)のことを、姉(ちよ)がずーっと思っていて、無償の愛を捧げる、というテーマです。

TVでは、よしおのためなら死ねるとまで言っていました。これには、ここまで言える家庭環境があります。

幼い頃に母が亡くなり、頼みの父親は借金を繰り返すひどい男で、弟のよしおの面倒はちよがずっと見てきたのです。だから、可愛くて仕方がないというところです。

けれど、ちよは幼い頃奉公に出され、残された幼いよしおも酷い父親に愛想をつかし、一人で家を出てしまいました。

そんな幼い頃生き別れた姉と弟が大人になり、出会います。

感動的ですが、よしおはすっかり変わってしまって、体には刺青があり、悪い人たちと関係を持っていました。

何とかよしおが目を覚ましてまともな人間になるよう、自分と一緒に生きるように説得するちよが、「あんたは今まで人のために尽くした」と言います。ちょっと、言葉が違うかもしれませんが・・・。

よしおが自分は何もしていない、と言うと、ちよが幼いころから奉公に出て辛かった時、いつもよしおのことを思うことで、辛いことも悲しいことも乗り越えてきたからと言います。

よしおのおかげでやってこれたから、よしおは人のためしてきたという考えに驚きを隠せません。よしおがどこかに生きていてくれているはず、そのことを励みに生きてきたと言います。

何も見返りは要らなくて、存在するだけでいいというのは無償の愛です。

無償の愛とは相手に愛を求めるのではなく、与えるのです。

愛を与えることは、その行為は自分に返ってきて、心が満たされるのです。幸せな気持ちにしてくれます。

男女の愛などで、相手にもっと愛して欲しいと願うのは、渇愛です。こちらは相手に愛を要求するもので、終わりがありません。幸せな気分とはほど遠いものとなってしまいます。

無償の愛を持つことは簡単ではないですが、そんなこころの大きい人間になりたいと思います。

今日も素敵な一日でありますように🌸

 

 

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