映画「ファースト・ラヴ」

こんにちは。

ここのところの寒暖差に体がついていけないでいる、そんな感じがします。

朝から体が重かったり、ネガティブな気分だったりします。

もちろん、寒暖差のせいだけではなく、地球がそのようなダメージを受けていることもあるようです。

 

この前、ある人との会話から妙に一つのワンフレーズが頭から離れなくて、それは「映画」という言葉でした。

それで、何も予備知識なく下調べもしないで映画館に行き、その時間で上映されていたものが「ファースト・ラヴ」でした。少し時間がずれていたら、違う作品を観ていました。

作品のタイトルからして、男女の恋愛物語、それも甘く切ないのものを想像していたら、殺人事件がらみのサスペンスでした。

主人公の公認心理師・由紀(北川景子)がある事件を取材し容疑者と接見していくうちに、容疑者と似た自分の過去のトラウマに苦しみながら乗り越えていく、そして本当の愛を知る、そんな作品の映画でした。

容疑者というのは女子大生・環奈で、亡くなったのは彼女の父親です。父親を殺した容疑をかけられますが、事実は殺してはなく足を滑らせた父親が、女子大生の持っていた包丁に刺さった事故でした。

環奈は幼いころから父親にある種の性的虐待を受けていて、母親はそれを知りながらも助けなかったのです。

環奈の腕にはリストカットの傷が無数にあり、後でわかるのですが母親の腕にもリストカットの傷が無数にあったのです。

これはあくまでも映画ですが、私たちはどうにもならない恐ろしく怖い出来事に成すすべが無い時、無力を感じるとともに、忘れようとそのことを自分の無意識に押し込みます。

そして忘れたかのように振る舞い日常を過ごすうちに、時が解決してくれたりします。自傷行為はその苦しみの証です。

自分でどうすることもできず、「誰か助けて!!」という発信なのです。

あなたは何も悪くありません。自分で自分を罰することはしなくていいのです。

もし、今、あなたが苦しみ悲しみの中にいるのなら、自分を責めないでほしいのです。

そんなあなたに寄り添いたいと、思っている人がいることを忘れないでください。

 

今日も幸せな一日でありますように(*^^*)

 

 

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