後になってわかったこと

こんにちは。

ここのところ、厳しい寒さが続いています。

あまり雪の降らないこの地域でも昨日は雪が舞っていました。

猫を飼っている私は、外で暮らす野良猫や地域猫たちは大丈夫かと、心配になります。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 

半年くらい前のことです。

仕事をペアで担当している上司が、私たち主催のイベントにお休みをした時のことです。

上司は、自分が休むことで私が困らないように段取りをしてくれていました。

それは、ありがたかったのですが、私は正直そのやり方には賛成していませんでした。

上司とは話し合ったのですが、私が折れる形で終わりました。

当日、他部署の方が手伝ってくれたこともあり、イベントは無事に終わりました。

実は、お手伝いの方は上司とは別の提案をしてくれて、私はそのほうがいいと思い、賛成しました。

それは、私がやりたかったことでもあったからです。

他の人からも「それ、いいね!」と言ってもらい、「やっぱりこっちの方が良いから、きっと、上司もわかってくれるはず」と、思いました。

ところが、翌日上司は出勤し、自分が段取りしたのとは違う方法で行ったことに、怒ってしまいました。

「私は良い結果になったのに、なぜ怒るの?皆さんにとって良い方法で行うのが筋ではないの?」

良い事をしたと思っていたので、上司が怒ったことに私も頭にきてしまい、その態度にまた上司が怒るという、負のスパイラルに陥ってしまいました。

そんなことがありましたが、それから私は時を経て、わかったことがあります。

あの時、上司の怒りに対して、冷静な私がいたら、まず新たな方法で行ったことをお詫びして、なぜそうしたのか、説明していたと思います。

それでも理解を得られなければ、やっぱりお詫びするしかありません。

というより、他部署の方や私の考える提案が「正しい=良い」ということは、本当にそうだったのか。

私たちや上司とは、そもそも視点が違うのです。

そうなると、何が正しいという判断ではなくなります。

上司にしてみれば、さまざまなことを考えての段取りで、何かあれば責任をとる覚悟で、私に託したのだと思います。私を含めすべてを考えていたのです。

私は自分のことだけを考えていたのです。

今になって、なぜ上司があんなに怒ったのかわかります。

その奥に、自分が考えたことを真っ向から否定された、上司の悲しみが伺えます。

人の感情に触れた時、それを冷静に受け止めることは、とても大切です。

とても深く考えさせられる出来事でした。

今日も幸せな一日でありますように!

 

 

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