それを許せますか

こんにちは。

公園のいちょうの木が黄色の葉をまとい、とても鮮やかです。

紅葉の名所と言われる所は、手入れがされていて、美しいですね。

昨年京都に行ったときに、有名寺院(名前が出てこない・・・😓)に、夜ライトアップされた紅葉を見に行ったのですが、それは長蛇の列で、最後尾の看板を持った係の人がいた場所は、門からかなり離れていて「ひえー!! ここで並ぶの?」と、かなりびっくりしました。

その後の予定もあったので、並ぶのは断念して遠越しにライトアップされている方角を見ると、光のイルミネーションがショーのように見えました。

でも、昨日公園で見かけた手入れがされてない、黄色の葉をまとったいちょうの木は、移り行く季節を感じさせ雰囲気を醸し出していました。

 

今日は “許す” ということについて考えてみます。

人は理不尽なことをされたり言われると、通常は怒りの感情が湧きます。中には悟りを開いている方は、怒りの感情は低いのかもしれません。

A子さんは容姿端麗で聡明かつ優しさも備えた女性です。人から妬まれることもあるそうで、そのことで悩んでいました。

職場の先輩C子さんから嫉妬を受け、同じミスをしてもB子さんにはやんわり注意、A子さんには厳しい態度で言ってきます。

いたたまれず、A子さんはそのことを仲良しの同僚に話しました。A子さんは同僚に話したことで、気が軽くなりました。

けれど、同僚はまた別の同僚に話してしまい、話はいつしか先輩C子さんの耳にも入りました。それを聞いたC子さんは激怒します。

「もう、あの子言いふらして!許せない」と。それからは、先輩の逆襲が始まりました。

A子さんは、思うのです。理不尽なことをされたのは私なのに。

今、また嫌がらせを受けるなんて、どういうこと?仲良しの同僚が他の人に話してしまうなんて、どういうこと?

いや、ちょっと待って。私は相手の身になって考えたのだろうか。

仲良しの同僚に話したのはただの自己満足だった?もし完璧な女性が身近にいたとしたら、私だって嫉妬するかもしれない・・・。

A子さんは、もっと相手の気持ちを考えてみるべきだった、と気付きました。

もし、先輩C子さんを許すことができていれば、それは結果、自分の内面を磨くことに繋がったことを。つまり、怒りの言葉を言いたいけれど言わない、口から出さない。いったん冷静になってみる。そうすることで正しい判断力ができるのです。

先輩C子さんの耳に、A子さんの話が入らなければ、激怒しなかっただろうし、妬み感情も薄れていったかもしれません。それに、人を妬むという低い感情は同じような低い波動のものを引き寄せます。

人はすぐムカついたり、怒りを発しますが、 “許す” ということはなかなか難しいです。だから、それができるようになるということは、人として人格アップした、ということなのですね。

今日も素敵な一日となりますように(#^.^#)

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です