空海さんのことば

こんにちは。

今年の梅雨は本当に雨が長いです。

毎年、梅雨と言ってもしばらく降って止んで、中休みで晴れて・・・を繰り返しますが、この中休みがありません(;´・ω・)

太陽が恋しいですね。

 

弘法大師である空海さんはさまざまな名言を残しています。

「知らず自心天、獄たることを、あに悟らんや唯心の禍災を除くことを」

これは、この世の天国も地獄もみな自分で決めている、という意味です。

どういうことかと言いますと、この世で起きる苦しいことや幸せだと思うことは、最初から無いことと同じで、ただ、起こった現象をどう捉えるかで辛く感じたり、幸せを感じたりする。と言っているのです。

起こる現象というのは、いいも悪いもない、ただそこにあるだけなのです。それをどう自分がどう捉えるか、自分で決めていると言っています。

ん?まって、これって心理学の論理療法では?

あのエリスのABCDE理論ですね。

A(出来事)B(信念)C(結果)D(論駁)E効果

A(出来事)は B(信念)の解釈の仕方で C(結果)が決まる。B(信念)が不適切であれば、その考え方を D(論駁)して事実に即した考え方に近づけ、現実的な E(効果)を導きます。

「人は見えている世界をどう受け取っているか、その受け取り方で見えている世界が違う」という考え方、空海さんはなんと1200年前に悟っていたのですね。

以前、マザーテレサの言葉にも「すべて内にある」というのがあったことを思い出しました。

その時は、何が何だかさっぱり理解できなかったのです。何が内にあるのか?そこからわかりませんでした。

でも、今はっきりとその言葉の意味が理解できました。

(私の解釈)

私たち人間が感じる幸せも不幸も、すべてその人が作り出しているということが。

湧き出る感情はすべて自分が作っているのです。自分の内から出しているということ、すなわち、すべてうちにある。ということです!

そうであるなら、自分で不幸を幸せに変えることができるのではないでしょうか?

今、何かで苦しみ悲しんでいる方がいましたら、ちょっと立ち止まって空海さんやマザー・テレサの言葉にふれてみませんか?

苦しいと思うその考え方を、ゆるめて解放してみませんか?

※この度の豪雨による災害で、被災され困っている方々のために、若い人たちがTwitterなどで「何か、ボランティアがしたい、何かお手伝いがしたい」と書き込みがあると聞きました。他の人を思いやる優しい気持ちに胸が打たれます。もうすでに、ボランティアされていらっしゃる方々にも、頭の下がる思いです。

今日も素敵な一日でありますように☺

 

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