縁はある

こんにちは。

最近は雨の日が多くて、もしかして梅雨に?

そんな・・・、まだ5月の半ば、1年で一番気候のいい季節、新緑の風が薫る季節です。

もっとこの季節を感じていたいです!!

お願いだから、あわてて梅雨に入らないで~💦と言いたいです。

 

今日は「縁」のお話です。

昨年亡くなられた瀬戸内寂聴さんの秘書、瀬尾まなほさんのエッセイ集を読みました。

「おちゃめに100歳 寂聴さん」という本です。

私はこの本を読んで、結ばれるべき縁というものは本当にあると確信しました。

寂聴さんと秘書のまなほさんは66歳も歳が離れています。普通なら祖母と孫ぐらいです。血縁関係にあってもここまでの仲になれるでしょうか?

お二人は先生と秘書であり、仕事の関係で結ばれています。でも、お二人はそんなものではなく、お互いにの人生になくてはならない、必要不可欠な間柄だったようです。

寂聴さんのことを何も知らない若い世代の女性が、秘書となってから初めて寂聴さんのことを知っていくことになり、人生を大きく変えていきます。

寂聴さんも常には無縁の若い世代の、それも66歳離れた女性に接することで、観点を変えていきます。

お互いに作用しあって、喜怒哀楽を楽しみ過ごす様子は読んでいて楽しくて、その愛に涙がこぼれます。

人と人が年齢も過去も性別も超えて出会い、信頼や愛を育むことってできるのですね。

素敵な「縁」ですね。

昨日本が目に留まり、昨日、今日と読みました。

そして、読み終えてから知ったのですが、今日5月15日は寂聴さんの生誕100年だそうです。

 

今日も幸せな一日となりますように🌼

 

 

 

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