こんにちは。
12月に入りましたね。
師走は慌ただしいと言われますが、その言葉にあおられていることもあるなぁ~、と思うことがあります。
12月=師走=慌ただしい、という式がインプットされているかのようです。
とかく、私たちは無意識に場の空気や雰囲気に呑まれながら生活していたりします。
先月発売された桜井識子さんの新刊に「赤坂氷川神社」が紹介されていました。
その中で、深く感動した神様のお話を皆さんにも知っていただきたいと思い、今日はその神社の神様のお話です。
この神社の特徴は、
“願いを・・・ひとつは必ず叶えてくれる” です!!
私たちが歩む長い人生は、山あり谷ありですが、その中で必ずひとつはお願いを叶えてくれるのだそうです。
“ひとつ?”というのは、どういうことなのでしょうか?
ここの神様は遠い古代から現代に至るまで、人間の悩みを聞いてきたそうです。人間の人生は悩むことがたくさんあって、願いたいこともたくさんあるわけです。
例えば、世の中のことや日本という国に関しての大きな願掛けから縁結び、平癒祈願、金運など個人のささやかな願いまで、それはそれはたくさんの願い、いろいろな種類の願いがあるそうです。
けれど、神様としてはそれらの願いをすべて叶えるわけにはいかないのだそうです。
なぜなら・・・
ほとんどの人間は生まれる前に人生の計画を立てているそうです。
どんな人生を歩むことにするのか、その計画を練るのは自分です。寿命も性別も生きていく方向も、全部自分が選択しています。
しかし、その精密さは人によって違うそうで、分刻みのスケジュールのように細かく決めている人もいれば、この辺りでこのような出来事に遭遇しよう、この年齢でこの人と出会うことにしようと大まかに決めて来る人や、まったく白紙で自由に人生を作る計画で来ている人もいるそうです。
そのように自分で計画した人生であっても、生まれてしまえば、そこは忘れてしまい、計画を変えるような願掛けをするようです。
とてもわかりやすい例えが紹介されていたのですが、
前世が夫や姑につらく当たられて苦労のしっぱなしだった、という人生だと、次の人生ではおひとりさまで生きて、お金も時間も自分のために使おうと計画するそうです。自分のために生きようと思うわけです。
けれど、いざ生まれるてみると「結婚したい~」と思ったりします。そこで、縁結びの願掛けをするわけです。
このような場合、神様は縁結びをお願いされても叶えないのだそうです。神様の勝手な判断で人生計画を変えてはいけないそうです。
※どうしても人生計画を変えたい時は、山岳系神様(力のある神様)に願掛けすると叶うこともあるそうです。
人生計画に関係していなくても、叶えることを慎重にしなければならない願掛けもあるということです。
それは、人生にはたくさんの楽しいこと、つらいことがあって、いいことも悲しいことも経験します。
悲惨な出来事を私たちは“不幸”と言いますが、この幸せでないことは要らないかというと、そうではないのです。
いいことも悪いと思えることも、私たちの魂の成長に必要なことなのです。
つらいことや苦しいことは我慢するのではなく乗り越えることが大切です。
とりわけつらいことがあると、私たちは物事を深く考えます。人生とは?生きるとは?など真剣に考えてみたりします。
それは、つらい出来事があったから考えるのであって、楽しいことだけなら、生きることに深く考えたりしません。
神社に行って、この苦しい状態を何とかしてほしい・・・と祈願しますよね。でも、叶えてしまうと魂の成長を奪ってしまうこともあるのです。
神様は、この神社の神様は「本心を言えば、叶えてやりたい。楽にしてやりたい・・・」と、目線を落として、少し悲しそうに言っていたということです。私はこの部分を読んで泣けてきました。
人間の願いをすべて叶えることができないことは、神様のほうも苦しいということを知りました。
そこで、ここの神様は苦肉の策として「ひとつは必ず叶えよう」と言ってくれているのです。
叶えてほしい願いがあって、まだこの神社に行ったことがない方に、特におすすめだそうです。
叶えてくれるのは今回ではないかもしれませんが、ひとつは必ず叶えてくれるということです。人生のどこかでいずれかの願掛けは必ず叶えてもらえるそうです!!(桜井識子著書:東京でひっそりスピリチュアル参照)
今日も幸せな一日となりますように🍃
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