今、起きている事象には、すべて意味がある。

こんにちは。

新型コロナウイルスワクチンの予防接種が進む中、ネットで注文した元三大師の護符(角大師)が届きました。

平安時代、疫病が流行り、多くの人々が命を落としていくのを救うため、元三大師が「魔」(疫病)と闘う姿を弟子に書かせ、その姿を仏の力を借り護符としたものです。

そして、時を隔てた現世では、元三大師自らが仏の力となり、護符を家に貼ることでコロナから守ってくれます。コロナが家に入るのを防いでくれるのです。

私の家では玄関ドアを開けた真正面にはすでに、神社の護符が貼ってあるので、面を変えて貼りました。

これは神社の護符と並べて貼るより、面を変えて貼った方が仏様の波動を十分受け取れるからです。

 

先週、心理学の勉強をするのに静かな環境を求めて、図書館に行きました。

と、さして勉強をしたわけでもなのに、疲れた私は何気なく心理学関係の本が並ぶ棚を眺めていました。

心理学の研究法、原理、歴史・・・堅苦しい書物の中を見ていて、ふと「魂のミッション、あなたが生まれたきた意味」という本に目が留まりました。これは諸富先先の著書です。

諸富先生は心理学者でありプロのカウンセラーであり、大学教授でもあり、私も「カウンセリングの技法」という科目を先生の著書で学びました。

さて、内容ですが、今日のタイトル、そのものです。

今、起きていることすべてに、意味がある。つまり、あなたが生まれたことにも意味があると考えます。

生まれてきた意味、使命、役割は・・・・さまざまな視点からワークして紐解きます。

「あなたを妙にワクワクさせるもの」から魂のミッションを考えるワークがあります。

あなたの心を誘惑するもの、チラチラと妙に意識に飛び込んで誘惑してくるものをプロセス指向心理学では「フラート」と言うそうです。

世の中にはさまざまなものが、私たちの意識をフラートして(誘いかけて)きます。

私が心理学の研究法や原理の本を目で追っていたにも関わらず、まるでスピリチュアルな魂のミッションという本に釘付けになってしまうのと同じことです。

先生は本の中で、「そういった誘惑に気を奪われないのが、まじめで正しい人生だと思っている人もいるかもしれませんが、そうだとしたらその人は、人生の可能性を随分と狭めてしまっています」と言っています。

そして、妙にチラチラ気になるものは、私たちの魂にささやきかけてくれているのだと。だから、自分の合理的な意識ではこれは無駄だと思っていても、なぜか妙に気になるようです。

その人が重要だと合理的に思っているものは、実はそんなに重要ではなかったりして、そればかりか、新しい気づきをもたらしてはくれません。

むしろ、わけがわからないけれど妙に気になるもの、妙にチラチラと目に、意識に侵入してくるもの、意識を奪われるもの、フラートされるものが運命を切り開いていくうえで、重要な役割を果たすことになるそうです。

この本では、“寄り道をすることで運命に気づいた男” というお話がありました。

ある会社に勤めていたサラリーマンが、今まで寄り道もせず、ただまじめに働いてきたことに「俺はこんな仕事をやっていて、いったいどんな意味があるのだろう」と、虚無感に襲われたそうです。

ある時、なぜか呼ばれているような気がする方向にフラフラと歩いていきました。

すると、いつの間にかお寺にたどり着き、そのお寺では夜に禅の講座をやっていたそうです。

調べてみると、夜に開講する講座は他にもあり、いろいろな所で参加してみると、妙に心が落ち着きます。

そこで、「これが私が本来すべきことではないかと」と考え始め、その男性は会社を辞めお坊さんなったそうです。

※「魂のミッションMission of the Soul あなたが生まれてきた意味」諸富祥彦著書参照

このお話はわかりやすい例ですが、人生はこんなふうに突然開けていくことがあるようです。

“理由はわからないけれど、なんとなくこう思った、こうしたかった” は直感であり、目に見えない存在の働きかけでもあります。

それを受け取るか、否定するかでその後の人生は変わってきます。

今日も幸せな一日となりますように。

 

 

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