お悩み相談

こんばんは。

今日は朝から暑かったですね。でも蝉の鳴き声は、本当に聞かなくなりました。

よく、会社帰りに車のナビのTVで「ニュース・シブ5時・NHK」が放映されていて、当然運転中ですから聞いているだけですけど、これが結構おもしろいです。

番組の中で、「お悩み相談」というのがあります。番組に寄せられた視聴者さんからの悩みに、出演者が4人ほど答えられて、最後に住職の「釈徹宗」さんが答えられます。

釈徹宗さんの答えがいつも聞いていて、なるほどね~、と感心してしまいます。

いつだったか、「40歳の子どもがなかなか結婚しない」という父親の悩みに、釈徹宗さんは、「あきらめる」ときっぱり答えていました。

私は、えっ!住職さんの答えとして、それでいいの?と思いました。

釈徹宗さんが言われるのに、「財産も子どもも思い通りにならない。だって、自分自身も思い通りにはならない。自分すら思い通りにならないのに、まして子どもが思い通りになるはずがない。子どもにも一つの心理がある」と。

「よって、あきらめる。あきらめたうえで、何か話の展開が変わるかも」みたいなことを言われてました。

なるほどです。

人は何かと自分の考えに固執しまいがちです。

今回の相談のように、親が「子どもは結婚すべき」と思うこともそうです。

それは、間違った思い込み=イラショナルビリーフだったりします。

~でないといけない。~であるべき。なんていうのは典型的です。

こういったあるはずないのに“ある”と思い込んでしまう勝手な思い込みは自分自身を苦しめたりするのです。

自分で自分を苦しめているので、そこのところ、自分で気が付かないと何も始まりません。

気づけたのなら、次へのステップをクリックします。

次は、既成概念の枠を外していきます。

釈徹宗さんが言っていた言葉です。

「現代を生きる私たちは、これまで自分が積み上げてきたものや、自分が作り上げた物語に固執し、自分は常にこうあらねばならない、と思い込んで逆に人生を生きづらくしてしまっている。自分を小さくして生きれば、もっと楽に生きられる」と。

生きづらくしているのが自分なら、ラクに生きられるようにするのも自分ですね。

 

 

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