瞑想の効果

こんにちは。

新型コロナウイルス感染が思うように収まらず、その猛威が私たちの日常を襲います。緊急事態宣言が出されたことにより、自宅待機、外出自粛が唯一ウイルスに対抗できる手段となりました。

けれど、私たちは非日常的な毎日を過ごすことでストレスを感じたり、身体への影響も免れることはできないようです。

そこで、自宅でできるメンタルの強化や免疫力の向上として効果のある、「瞑想」をおすすめしたいと思います。

皆さん、瞑想と聞いて、どんなイメージを持ちましたか?

あぐらなんてできない!ヨガみいたいな感じ?じっとしていて、何か効果あるの?

など、様々なことを思い浮かべられたかもしれません。

現在、瞑想は科学的検証結果により、多くのことに効果があると立証されているようです。

ワーキングメモリー(短期記憶力)の向上、ストレスやうつの解消、またはセルフコントロール能力の向上など期待できます。

いざ、瞑想をしてみると、初めは雑念ばかりで少しもできないと、思われるかもしれませんが、それだけ心が乱れていることなのです。

頭の中が整理されておらず、大切なことと不要なことが入り混じっていることに気づきます。

では、スタンダードな瞑想方法を紹介します。この方法は、いつも仏具用品を購入するお店で知りました。

1. まずは結跏趺坐(けっかふざ)ができると一番いいのですが、なかなか難しいのであぐらをかきます。

2. 目を閉じて背筋を伸ばし、手をお腹の前で組みましょう。(手を膝の上の載せ、手のひらを広げてもいいです)

3.いきなり何十分もするのは難しいので、はじめは5分や10分から始めましょう。そして、ひと呼吸に12秒かけると効果的なので、吸う時間に4秒、吐く時間に8秒を目安に始めましょう。慣れてきたら吐く時間を伸ばしましょう。この息を吸う行為は交感神経を高め、吐く行為は副交感神経を高めます。よって、リラックスするには、吐く時間を長くします。このとき、気をつけることは、口は閉じたままで、鼻呼吸をすることです。鼻呼吸することで脳にまで酸素が行き渡るからです。

4.慣れてきたら呼吸のカウント秒数を数えないようにして、何も考えないようにします。

最初のうちはきっと雑念が入り、いろいろなことを考えてしまうと思います。けれど、だからと言って、そこで終わらず、あっ、雑念が・・・と気づいたら、また「無に戻る」。そのうちまた雑念が入り、気づき、「無に戻る」を繰り返します。

この「無に戻る」行為が集中力を強化させます。そして、慣れてきて何も考えない状態が長く続いたら、そのときはリラックスしている状態になっています。つまりこれがマインドフルネス、仏教でいう「正念」の状態です。

不安や恐怖というのは脳内の偏桃体が司っており、瞑想はその偏桃体の過剰な活動を沈めます。

よって、瞑想することで心が整い、穏やかになるということです。

今日も幸せな一日となりますように。

 

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