ペットを飼うということ

連日の異常な暑さに体もホトホト参っています.

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

外では暑さに拍車をかけるように蝉が、「シャー、シャー、ミーン、ミーン」と鳴いています。今更ながら夏ですね~。

わが家のペットたち(猫2匹)もバテ気味です。わが家には猫が2匹いまして、1匹は白と黒のブチ(雑種)、もう1匹はグレー(ロシアンブルー・ミックス)です。

今から12年前の寒い冬のことです。

息子(小5)が公園で遊んでいたところ、1匹の猫が寒さに震えてうずくまっていたそうです。息子は友達と遊んでいたバスケットボールを猫の横に転がし、びっくりさせようとしたそうですが、その猫、動じず、びくともしなかったとか。そして、その猫に持っていたチョコレートをあげたところ、猫がチョコレートを舐めたそうです。ようするに、敵(バスケットボール)を恐れない度胸と、生きていくためには何でも食べる(チョコレート=猫が食べなさそうなもの)貪欲さに心が動かされたようです。

息子は猫を家に連れて帰り、飼うことになりました。生後1年くらい経っていたと思います。白色と黒色のブチで雑種です。捨てられたのか、野良猫だったのか定かではありませんが、名前をホームズと付けました。

そして、もう1匹の猫は家の近くの田んぼで3日間ほど鳴いていました。ある日から突然に鳴き声がするのです。「はて?何でだろう?」今まで聞いたことのない猫の鳴き声です。迷子?捨てられた?諸々憶測し、3日目の夜、私は様子を見に田んぼへと出かけて行きました。夜の田んぼは暗くてよく見えず、「ニャーちゃん、おいで~」と呼びました。すると一目散に猫が私の腕の中をめがけて飛び込んできたのです。

こちらの猫は手入れが行き届いていた(爪が綺麗にカットされていた)ので迷子だと思い、警察や動物病院やご近所あちこち聞きましたが捜索願いはわからず、ウチで飼うこととなったのです。色はグレーでロシアンブルーのようです。こちらも子猫で名前をコナンと付けました。

猫たちとの出会いを考えるとやはり、不思議なものを感じます。あえて飼いたかったわけではなく、突然飼うことになってしまったことにです。何か意味があったのだと思います。

外出していても長時間になるとペットたちのことが気になるし、エサの時間になれば「帰らねば」と気になります。そして、いつもよりずいぶん帰りが遅くなったとしても、いつものように「ニャー、ニャー」大合唱で喜んでくれます。

ペットを飼うことは、とても責任重大だし、大変なことも多いです。ですが、ペットにはとても心が癒されるし、今では、なくてはならない存在です。目や表情で会話らしきことも何となくできたりもします。(自分でそう思っているだけかもしれません😅)

桜井識子さんはスピリチュアル関連のブログや本を書かれていて、ペットのことを次のように書かれています。

「ペットは、その人の家族よりももっと深い位置にいて、癒しを与えてくれます。癒しを与えると軽く書いてますが、ペットが与えてくれる癒しはとてつもなく大きいです。しかも、それは見返りを求めない、与えっぱなしの無償の愛です。無償の愛を無尽蔵に与えることができる、ということは、その部分は神の領域ですので、ペットは神の仕事の一端を担っている、ということになります」と。

つまり、ペットによって得られる喜びや悲しみ、様々なことは私たちにとって必要なことで、それをペットを飼うことに導かれ、経験しているのかもしれません。

猫ちゃんたち、ここに来てくれて「ありがとう!」

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