おはようございます。
朝、今日の空はどんな雲があるかな?と空を見上げれば、今日は雲一つない晴天でした。あさって頃からまた梅雨のお天気に戻るとのことです。
貴重な“青空”です。
仕事先のSさんのお話です。
Sさんはこの会社の社員で、単身赴任中の50代の方(男性)です。
東京に住む独り暮らしの娘さんが最近転職され、再就職1か月ほどで家を購入されたそうです。娘さんは30歳で独身です。大学卒業と同時に企業に就職され、その会社を退職しての再就職です。
娘さんは転職して間もなく家を購入しました。きっと貯金があったのだろう、と私は思い、新しい環境で再出発ということかな、と思っていました。
ところが、Sさんが言います。「1か月ほど働いてなかったし、引っ越しでお金がいって、お金を貸してくれない?」と娘さんから言われたそうです。Sさんは、前に貸したお金40万円もまだ返してもらってないと言います。
えっ!それは、ちょっと親に甘え過ぎている?親が甘やかし過ぎている?
多分どっちもなんだろうな~と思いました。
休み明けにSさんは「カモがネギしょって(背負って)さ、東京に行ってきた」と言いました。カモはSさんでネギはお金です。何だかんだと言ってもSさんは、娘さんのためにお金を持って、東京に行ってきたそうです。
そして、それから1か月ほど過ぎると、Sさんが言います。
「娘がドバイで働くと言っている。何考えているんだか、困ったもんだ。家買ったばかりで、入ったばっかの会社を辞めて、知人の経営するドバイの会社で働くってさ」
とため息交じりに話します。これには私もびっくりして、半ば呆れました。じゃ、家はどうするの?転職先で頑張るから家を買ったのではないの?
娘さんはここでもSさんにお金をせびります。教習所(運転免許をとるため)に行くお金や引っ越しなどで50万円貸してほしいと言ってきたそうです。
Sさんはため息ばかりついて「もう、お金ないよ。今までも他でお金を借りて娘に貸している。今までのお金も返してもらってない」と。
私が、はっきり「貸してあげれない」と言ったらどうですか?と言うとSさんは「そうだな」と言い、一度は娘さんに断ったそうです。
その後、毎日娘さんからメールがあったそうで、Sさんはお金のことかな?と言っていました。
娘さんは何としてもSさんからお金をもらうまで、メールし続けたようです。
親の心として、子ともが困っているのなら何とかしてあげたいと思うのは当然です。
けれど、それをいいことにお金を無心するというのは、子どもが親から自立できておらず、甘えているだけのようにみえます。
Sさんは娘さんが早く結婚することを望んでいます。それなのに、結婚どころか海外に仕事に行くことは納得がいかないようです。再三、娘さんに説得するも叶わないようでとうとう諦めたと言っていました。
子どもはいずれ自立します。自立しなければならないのです。そして、親も子どもを自分の思う通りはできません。
Sさんの娘さんは海外に行って、これから自分の人生を自分で歩んでいくでしょう。
ただ、気がかりなことは、購入した家のことです。Sさんが気の毒で、聞けません・・・。
コメントを残す