小さな幸せ

こんにちは。

お盆を過ぎてから、暑さが和らぎ、とともに私のアトピー性皮膚炎も和らいできました。

梅雨を過ぎた頃から酷くなっていった症状に皮膚科の先生が「汗がね、どうしてもね・・」と、汗が引き金になっていると言っていました。

その通りだなぁと。

ここのところ以前ほどの猛暑ではないので、汗をかくことも減りました。

3月の時は、花粉が引き金となって、酷くなりました。アトピーはとてもやっかいです。

治ったと思ったところが、同じ部分がまたぶり返します。本当にやっかいです。

あの痒みは掻かずにいられないし、掻くとその時は気持ちいいので、思いっきり掻いてしまい、血が出ることもあります。

そこで、以前介護の仕事をしていた時のことを思い出しました。

利用者の方でおむつを使用されている多くの方は、ほとんどおしりが赤くなって痒いと訴えます。けれど、手は不自由だったり、おむつをしているので掻くことができないのです。

それで、おむつ交換や入浴の時に、利用者さん自身でおしりをぼりぼりと掻いてしまうわけです。掻くと赤くなり酷くなってしまうので、私たち介護士や看護師は「~さん、掻いてはだめですよ」と、言います。

それでも利用者さんは「痒くて、痒くて」と言って必死に掻こうとします。その手が患部にいかないように手を掴むと、こちらの手を振りほどこうと、ものすごく力が入っているのです。

確かに、掻けば良くないのですが、わかっているのですが、でも掻きたい。

その気持ち、今ならよくわかります。

私は、あまりもの痒さにたまらず、痒みが我慢できなければ、掻きます。それで、薬を塗布して落ち着きます。

でも、利用者さんは、自分がたまらなく痒くても自分で掻けなくて、本当にストレスだったんだろうな~と、しみじみ思います。

自分の思うように体や手足を動かせることは、とても幸せなことです。

どんより曇っていますが、心は晴れやかにいきましょう!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です