不平を言う前に

こんにちは。

今日は立春です。暖かで、穏やかな春を感じる陽気となりました。

ウォーキング中に桜の木に目を向けると、以前に比べて芽が大きく脹らんできています。

そろそろ、梅の開花も見られますし、お花屋さんには色とりどりのチューリップが並んでいます。

まだまだ寒い日が続きますが、春は近いですね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

ずいぶん前に読んだことのある渡辺和子さんの本「置かれた場所で咲きなさい」を手渡され、再び読むことになりました。

ことの成り行きは、知人が私の持っている占いの本を貸してほしい、ということで貸すことになりました。知人はそのお返しにこの本を貸すから、と言って渡辺和子さんの本を手渡してくれたのです。

「あっ、それ読んだことあるんだけれど・・・」と言って断ろうとしましたが、「また読むのもいっか!」と思い、お礼を言って受け取りました。

読みたいと思って手に取ったわけでもなかったのですが、今、この本を読むことに何かしら意味があったのでしょう。

この本は、人生というのは順風満帆でないけれど、どのような環境下でも「自分らしく咲く」ことができると言い、その考え方やヒントをわかりやすく教えてくれています。

どの言葉も鋭く胸に響きますが、今の私にはこの言葉が響きました。

「不平を言う前に自分から動く」という言葉です。

本では「心のともしび運動」がかかげるモットー、「暗いと不平をいうよりも、進んであかりをつけましょう」は、大切な忘れ物を教えてくれていると言っています。

私はなぜか職場で、皆さんの不平不満をよく聞かされます。

日頃、職場で聞かされる不平、不満はたいてい~がこうしてくれないから、私の仕事はうまくいかない、~さんがこんな態度だから、人間関係が悪くて仕事に影響がでる・・・などです。

確かに、現実はそうかもしれません。

けれど、そこに焦点を合わせてジャッジしている限り、何も変わらないのです。

~がこうしてくれないからと言うのなら、自分がしてみてはどうでしょうか。

不平、不満、愚痴を言いたくなること、ありますよね。でも愚痴を言っていても何も変わりません。

自分から改善や提案をしてみる、というのはどうでしょうか。

相手が許せないなら、一度相手の立場に立って考えてはどうでしょうか。

そうすることで今まで見えなかったことや、感じられなかったこと、気づかなかった人の気持ちが感じられるようになります。

自分から積極的に動いて、自分の考え方や物事の見方を変えて、はじめて望む良い状態や幸せを手に入れることができるのです。

誰かがしてくれるのを待つ、してくれなかったら不満を言うのでは、幸せは手に入れられないのです。

 

今日も素敵な一日でありますように。🌷

 

 

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