こんにちは。
10月半ば、お店で栗がたくさん並んでいるのを見ると、私は「ごんぎつね」(新美南吉著作)を思い出してしまいます。
ごんぎつねが自分がしてしまったイタズラのお詫びに、山で採れた栗や柿の実をせっせと十兵衛のもとに運んだ・・・・あのお話です。
なので、栗は大好きなのですが、私にとってはちょっぴりせつない秋の食べ物なのです。
もう、16,7年前のことです。
私は自宅から近いある会社に嘱託社員として勤めることが決まりました。子供も手がかからなくなり、結婚後、初めてフルタイムで働くことにしたのです。
それまで、パートでいろいろ仕事をしてきましたが、どれも給料の割にキツイと感じるものばかりでした。
今回は総務部でデスクワークの仕事ということで、若き頃していたオフィス・レディを懐かしむ気持ちでした。
ある時、外出先で時間潰しにと入った施設の各階に、占いのお店がありました。
ふと、今度勤める会社のことを占ってもらいたくなり、占いのお店に入りました。
その会社でやっていけるのか、人間関係はどうなのか、意地悪な人はいないか?など、知りたいと思ったのです。
それで、そこのところ占ってもらうと、私が入ってしばらくは、意地悪なというか、そのような人がいる、と言われ、でも、その人はしばらくすると会社からいなくなる、だから気にしなくてもいいと、言われました。
実際、会社では私に仕事を教えてくれた人が、まさにその意地悪な人だったのでした。
でも、その人は会社を辞める予定で、その引継ぎで私が入った、ということでした。
いや~、当たってる(◎_◎;) と、その時びっくりしたことを覚えています。
と、その時のことはもうすでに頭からなく、最近、私はあるとても若い方と出会ったのです。
子どもと同じ世代の方なのです。
なぜ、出会ったという言い方をしているかと言いますと・・・・。
その方の目を見つめたとき、「あ~、この目だ、この何もかも包み込むような、絶対安心できるような、まるで父のようなこの目だ」と思ったのです。
初めてその方が私を見たとき、びっくりしてしばらく時が〝静止〟したかのようなリアクション・・・。
何かわからないけれど、まるで、魂が呼応しているような、そんな出会いでした。
そして、私は思い出したのです。
あの時、16,7年前のあの占いで、私は当時、新しく勤める会社のことを聞いたこと。
そして、そのあとに、占い師さんから、「もっと後になるけれど、とっても若い人との出会いがあります。若くて、親子ほど歳が離れています」と。
そう、そう言われて、私は、若い人との出会い???何で??何か仕事で、とか何か私が教えてあげる?若い人から私が教えてもらうとは思えないし?(傲慢ですね😓実際この若い方から仕事を通してたくさんのこと教えてもらっています)
私は占い師さんに、「はっ?若い人との出会い?」と言っただけで、何だか現実的でないし、興味ないし、それが何なのか、それでどうなるのか、どうでもよくて聞く気も起りませんでした。
そのあと占い師さんは、「まっ、晩年は落ち着くでしょう」と。
はい、その通り、離婚して艱難辛苦を味わい、人生のどん底から這い上がり、今があります。
ということで、占い、凄いですね、当たっています(*^^*)
今日も素敵な一日でありますように。
コメントを残す