偏頭痛と関節痛と梅雨の関係

こんにちは。

昨日は梅雨の合間の “晴れ” 、体の調子もよくて、ウォーキングを楽しみました。

実は先週の雨の日、早朝から頭が「ズキンズキン」と痛くなり、久しぶりの偏頭痛になりました。

幸い、早くに薬を飲んで寝ていたら、午後には良くなったのですが、次の早朝にも偏頭痛の痛みに襲われました。

そうです!私にとって梅雨の時期は(毎年6月)要注意なのです!!

とはいえ、ここ1、2年は以前に比べずいぶん軽くなりました。

そこで、今回は偏頭痛と梅雨の関係について、少し書きたいと思います。

雨の日に頭痛が発生する原因

梅雨の時期には決まって体調不良や頭痛になるのは気のせいではなく、理由があります。

気圧や気温の急な変化が自律神経に影響するからと言われています。

そもそも偏頭痛は、ストレス、女性ホルモンの変動、睡眠障害、におい、光、飲酒、喫煙などが原因と言われています。

しかし、偏頭痛患者の約半数が天候の変化によって、頭痛が誘発されたことがあると答えています。

特に注意したいのは、梅雨、台風の多い時期、季節の変わり目などです。

慢性的な頭痛は①偏頭痛、②緊張型頭痛、③群発頭痛の3種類が存在し、天候による影響を受ける可能性が高いのが①と②です。

偏頭痛

これが例の「ズキンズキン」という痛みです。成人の約10%が偏頭痛に悩まされてるとも言われます。偏頭痛が起こるメカニズムは、一般的に血管拡張説が考えられます。低気圧になると血管が開き、開いた血管が神経を刺激することで偏頭痛が誘発されます。気圧の変化による頭痛が発生しやすい時間帯は、自律神経のバランスが変化する早朝と夕方だということです。

緊張型頭痛

急な気圧や気温の変化が要因で、体内で「セロトニン」物質が生成されます。「セロトニン」は交感神経を刺激して血管を収縮させる役割をします。この血管収縮によって緊張型頭痛が起こると言われています。頭痛による痛みがさらに血管を収縮させ、緊張型頭痛を悪化させる、という悪循環が発生する場合もあります。

雨の日に少しでも頭痛を防ぐには?

雨の日には気温や湿度の変化の影響を受けないようにすることが大切です。エアコンの冷暖房や除湿をすることで、室温や湿度をコントロールするとよいでしょう。

とまあ、ここまでは偏頭痛持ちの方であれば、当然ご存知のことかもしれません。

 

私は左膝蓋大腿関節症で、整形でリハビリを受けていました。それで、ずいぶん痛みもとれてよくなっていたのに、梅雨に入る少し前頃からまた痛みが再発しました。

そして梅雨に入り、今度は指の関節がむくんで曲げづらくなりました。

次に足や顔にむくみを感じていたら、偏頭痛が起きました。

すべて梅雨に関係しているのでは、と思い始めいろいろ検索していたら、漢方が目に止まりました。

漢方では、梅雨になると体調不良になるのは“湿気負け” と言うそうです。

梅雨の時期に起こる体調不良の原因の多くは、長雨による “湿気” であると考えるそうです。

梅雨になると頭痛やむくみなどの症状がでる人は、湿気に弱く、湿気が原因で体に余分な水分が溜まり、体調不良を起こしやすい “湿気負け体質” なのだそうです。

湿気負け体質って?

体にとって適度な水分は体を潤わせ、健康を維持するために必要不可欠です。しかし、必要以上になると話は別です。

漢方では余分な水分が体に溜まると、あちこちで “悪さ” をすると考えられています。

余分な水分が溜まる原因と言えば、誰もが水分の取り過ぎを想像するでしょう。でも、それだけではないのです。実は外からの影響も体に余分な水分が溜まる原因になると言うのです。

そのひとつが「雨による湿気」です。漢方では過剰な湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、「湿邪」は体に入り込み、体内の水分を必要以上に増やし、悪影響を及ぼすと考えられています。

これら余分な水分は体のあちこちに溜まり、むくみ、頭痛、めまいなど、さまざまな症状をきたす原因になると言われています。

長雨が続く梅雨や多湿の夏、台風の多い残暑の頃は過剰な湿気が続くため、特に症状がでやすくなり、注意が必要です。

なるほど、私はこの “湿気負け体質” だったということですね。湿邪によって体に余分な水分が溜まり、指の関節が曲げづらかったり、足や顔がむくんだり、偏頭痛が起きたりしたのですね。

この漢方の説明は私なりに納得しました。(*^^*)

今日も素敵な一日でありますように。

 

 

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