普通じゃないって

こんにちは。

どうやら今夜から寒波がくるようですね。

天気予報では平野部でも積雪があるかもしれないと言っていました。

私が住んでいるこの地域は、たしか去年は暖冬のせいもあり、雪は1度も降らなかったです。

今年の冬は寒さが厳しく積雪もありうるようなので、今までは装着したことがない、車の冬用タイヤを装着するべきか悩んでいます。

 

先週の土、日曜日と産業カウンセリング(通信大学の授業科目)のスクーリングを受けました。

産業カウンセラーはご存じの方も多いと思いますが、産業分野や地域社会において、こころの悩みを抱える人たちを支援したり、企業に健康増進への取り組みを提案して、従業員とその会社を支えるエキスパートです。その仕事は多岐に渡り、メンタルヘルスからキャリアまで幅広いです。そのスクーリング授業も、幅広く浅く全体を網羅するというものでした。

授業の中で発達障害に分類されているものの一つとして、「注意欠如、多動症AD/HD」があり、先生が「普通ってなんだろう?」「あなたにとって普通とはどんな状態のことですか?」と受講生の皆さんに問いかけていました。

この障害はなかなか一般の人と区別がつかず、わかりにくいです。しかし、本人は他の皆が普通にやれていることができず、苦しんでいます。「なぜ、できないのだろう?どこがいけないのだろう?一生懸命やっているのに」と、本人の努力は報われません。

本人は徐々に苦しくなって、周りの人たちが「普通ではない、おかしい」ことに気付き、病院に行って初めて「障害があった」ことがわかるパターンが多いようです。

そこで、私は小学生や中学の時、そのような周りのみんなからちょっと外れていて、みんなから「変な子、ダメな子」という烙印を押された子がいたことを思い出しました。

昔のことなので多分、発達障害という病名もなく、障害ということもわからなかったのだと思います。「変な子」と言われ、ずいぶん辛かったのだろうと思うと胸が痛みます。

しかしながら、坂本龍馬、レオナルド・ダ・ヴィンチ、エジソンなど、かつての偉人と呼ばれる人たちはAD/ HDだったようです。偉人は普通の人ではなれないのですね。

人は何かと枠にはめようとし、そうすることが安心、安全につながると思ってしまいます。普通の考え、普通の人生、普通に・・・。

あなたにとっての普通は何ですか?

今日も幸せな一日でありますように。

 

 

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