嫉妬

こんにちは。

朝からセミが鳴き過ぎて、でもおかげで目覚めることができます。

と言っても、1回目の目覚め(4時頃)は猫たちが起こしてくれて、2回目がセミです。

基本、目覚ましはかけているのですけれど、セットした時間より起こされるほうが時間的に早いです。

 

以前、勤めていた会社でのことです。

私の直属の上司(と言っても30代前半で私より年下)は、とても気が利き、将来有望な男性でした。

活動的で、痒い所に手が届くような人で、グループ長や皆からも信頼を得ていました。

ある時、同じグループに本社から若手社員(20代後半)が転勤してきました。彼は国立大卒という学歴があり、教養に溢れている感じでした。今思えば、ハロー効果もあったのだと思います。

でも、転勤してきた若手社員は実際とても仕事ができました。それに、人とコミュニケーションを築くのがとても上手く、すぐに周りの人や上司からの信頼を得ていました。教養もあったのでグループ長は若い社員を目に懸けていました。そして、周りの誰より早く出世しました。

このことをあまりよく思わなかったのか、私の上司は段々と若手社員を疎外するようになったのです。お昼には今まで二人で声かけあって一緒に食堂へ行っていたのに、私の上司は何も言わず、先に行ってしまうようになりました。

若手社員は気づいていたと思いますが、表立っては何もありませんでした。

私の上司は、仕事ができ、コミュニケーション能力が高く、皆に好かれる若手社員に嫉妬していました。

こうなると、今度は私の上司から皆がどんどん離れていく感じでした。

自分より年下社員の出世を快く喜べない、なんてことはよくあります。けれど、出世するには出世するなりの理由が必ずあるのです。

嫉妬ばかりする人というのは、その理由を考えず自分勝手に妄想して間違った判断をしてしまいます。

とは言え、少なからず、人間は嫉妬してしまうものだと思います。では、嫉妬しないようにすることはできないのでしょうか?

できます!!

自分のことだけを考えるのではなく、相手のことを考える、相手の事情を考えた言動を意識的にすることで人間は変わることができます。

嫉妬している状態というのはとてもわがままになっている状態で、怒りと同じで冷静な判断力を見失っています。

少しづつ自分本位の考えを手放しましょうー(^_-)-☆

今日も幸せな一日でありますように☺

 

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