「自分が正しい」の基準

こんにちは。

先週末は久々に晴れ、そして、他県との往来も解除になり、少しづつ街に活気が戻りそうです。

何といっても、皆さんのお顔が自粛規制の頃に比べると、穏やかになってきたな~と思います。

そして今日は梅雨に戻りました。空は曇り、いや、雨が降ったり、でも今は少し晴れ間が・・・

一日でいろいろな天気が体感できますね。

 

人とのコミュニケーションにおいて、

・相手とうまくいかない!

・こうしてくれればいいのに!

・何でそんなこと言うの?

・何でそんなことするの?

・あなたの考え方はおかしい!

などなど、相手に対して思い付くこと、たくさんあると思います。

そもそも、人はそれぞれ違った価値観を持ち、ゆえに考え方も違います。

生まれてからずっと持ち続ける個人のパーソナリティがあります。

それを他人が変えることは簡単ではありません。

一般人が他者の人格を変えることは難しいのですが、心理カウンセラーなど専門家であれば、さまざまな療法を持ち出して変容させることができるかもしれません。

いずれにしても、相手に何らかの落ち度がある場合や一般常識を逸奪している場合は別ですが、そうでなければ相手を変えようとするのは、難しいです。

例えば、「私はこれこれ、こう思うのです。でも、あなたは私の思うようになってくません。そのことでストレスを抱えてしまう」というのは、自分の思いを相手に押し付けてはないでしょうか。

自分の “我” が強すぎると、このような傾向が見られます。

相手にも一個人のパーソナリティがあるのです。

ですから、自分の思うようになってほしい、と願うことは、「相手にあなたのパーソナリティを変えてくださいね~」と言っていることです。

でも、それは無理なのです。

あっ、いい方法があります!それは、自分が変わることです。相手を変えることができなくても、自分は変わることができるのです。

相手をこちらの思い通りになってほしい、と願う根底には「自分が正しい」と思う基準があるからではないでしょうか。
こちらが正しいから、正しいこちらに合わせてね、と言っているように思います。

「こちらが正しい、自分が正しい」という、その基準はどこからきているのでしょうか?

良いコミュニケーションを築くには、相手を受け入れなければなりません。受容して相手を理解します。相手には相手の人生の歴史があるのですから、それを認めます。そうすることで、こちらも受け入れてもらえ、お互い信頼を築くことができます。あくまでも、自分とは違うパーソナリティを持つ人として、認め合います。

今日も素敵な一日でありますように☺

 

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