「言わなくてもわかってくれる」は相手にはわからない

こんにちは。

今日は朝から太陽がうっすらと顔を出してくれて、いつもより明るい感じですね。まだ、梅雨も明けていませんけど、蝉の鳴き声も聞こえてきます。

朝や夕方に夏の匂いを感じます。夏ももうすぐそこまで来ていますね。

 

さて、「今日は思っているだけでは伝わらないよ」というお話です。

それは、特に親しい人たち、親子、兄弟において、私たちは言わなくても相手には通じている、と錯覚を起こすことがあります。身近の人たちの癖や性格はよく知っているつもりでも、思考においてはわかりません。

私たちは透視ができるわけでもないし、実のところ、相手のことはわかってないことが多いのです。

先日も、知り合いの父親が息子が自分を避けているようだ、と言っていました。よくよく話を聞くと、その父親は「あいつ(息子さん)のことは、よくわかっているから。そんなことはいちいち言わなくてもいい。あいつとはあうんの呼吸だから」とも言っていました。

それを息子さんに確認すると、「はあ?言ってくれないとわからないよ」と嘆いていたのです。加えて「今までも、父のやり方には納得いかないことが多かった」と。

この場合、父親は息子に対して勝手な思い込みして、それを説明することを怠ってきたと言えます。そして、相手も了解済み、と誤認識して物事を推し進めてきたのです。

息子さんからすれば、父親が勝手なことをしている、言っていると映り、少し距離をおかれたそうです。

親子という親しい間柄においても、伝えなければこのようにしっくりいかなくなってしまいます。

「言わなくてもわかっているだろう」はわかっていないことがほとんどです。

相手との良好な関係を保つためにも、面倒がらず、自分の考えや意見を伝えましょう。

今日も素敵な一日となりますように!

 

 

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