世の中の誰もが願ってやまない願望が「幸福になりたい」ではないでしょうか。 私も、その一人なのです。 けれど、幸福は思えば思うほどと言うか、追いかければ追いかけるほど、遠くなるように思うのはなぜでしょう?
どうしたら幸福になれるか思い悩んでいた時に、ある本を読み、目から鱗が落ちました。 (以下本より抜粋) 「世の中の人は皆、幸福を求めているが、その幸福は必ず見つける方法が一つある。 それは、自分の気の持ち方を工夫することだ。幸福は外的な条件によって得られるものではなく、自分の気持ち一つで、どうにもなる。
幸・不幸は、財産・地位・職業などで決まるものではない。何を幸福と考え、また、不幸と考えるか ー その考え方が幸・不幸の分かれ目なのである。
例えば、同じ場所で、同じ仕事をしている人がいるとする。二人は、だいたい同じ財産と地位を持っているにもかかわらず、一方は不幸で他方は幸福だということがある。
なぜか? 気の持ち方が違うからだ」(D・カーネギー 人を動かすより)
私はこの本を読むまで、幸福を外に求めていました。外からやってくるものだと思っていました。 でも、なかなか、見つからない。それも、そのはず。 外に求めても何もないのだから。すべては自分の内にあるということなのです。 幸せと感じるのも、そう感じないのも自分次第ということになります。 なーんだ、簡単じゃん! と思った方もいると思いますが、実はこれが一番難しい。 これができるようになるために、人は生きているのではないか、と思います。 なぜなら、心の努力を必要とするからです。
幸福になりたいと願うなら、今ある足りていることに焦点を合わせてみます。 すると、気づき思うのです。自分の、まわりが幸せに満ち足りていることに。 すべては自分の内にあるのです。
「物語には本来、善・悪はない。ただ、我々の考え方いかんで善と悪とに分かれる」 シェークスピア
「およそ、人は、幸福になろうとする決心の強さに応じて 幸福になれるものだ」 リンカーン
いかがでしょうか。かの有名な偉人は知っていたのですね。
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