こんにちは。
今日は寝過ごしてしまい、出勤するまでバタバタでした。寝過ごすことはあまりないのですが、目覚まし時計の音楽で一旦目覚め、音を止めて、いつもなら徐々に覚醒するのが、今日はそこからまた、寝てしまったのです。
それから夢を見ました。それが、地震が起きて被災した夢でした。設定は2階か3階の建物(多分、自分の家)にいました。その時、地震が起きたのです。もの凄い音と衝撃で、揺れはあまり記憶なく、建物の下の階が潰れて、上階にいた私はそのままの状態で下降しました。周りの建物も崩壊し、人々は皆不安げに壊れた建物を見て、呆然としているのです。
そこで、今度は違う夢になりました。高台にぽつんと塔のような建物が建っていて、それが “本物” でもあり “絵” でもあるのです。そこに、以前勤めていた会社の上司が出てきます。とまあ、何のことだかさっぱりわかりませんけど、鮮明に覚えています。
◇認知行動療法
認知行動療法は、「行動療法」と「認知療法」が合わさったものです。
「行動療法」は、体を動かしたり、体感して正しい行動パターンを学習するのに対し、「認知療法」は、ものの受け取り方や考え方の「認知」に働きかけて感情を正す療法です。
認知行動療法は両方を合わせて、認知に働きかけて妥当なものに修正し、より適応的な行動ができることを目指す療法です。
人はある出来事や状況に対して、決まった形や決まったパターンの考え方をする傾向があります。それを、「認知のゆがみ」とか「考え方のくせ」と呼びます。
心に悩みを抱える人の多くは、「出来事を自分が困るように受け取る」といった傾向があるようです。
例えば、
1、白・黒思考(ものごとすべて極端な考え方をする)
2、マイナス思考(ものごとに対して、良い出来事を無視して否定的な側面しか見ない)
3、根拠のない決めつけ(なんの証拠もなく悲観的な結論を予測し、それが起きると信じる)
4、べき、ねばならない思考(自分や他人の考えや行動に対して固定された思考を要求し、それが実現しないことを最悪なことと考えてしまう)
5、極端な一般化(少しの事実を取り上げ、すべてのことが同じような結果になるだろうと結論づけること)
など、多様な種類があります。
認知行動療法では、このような自分の考え方の「くせ」や「パターン」を知ることによって、自分の思考パターンを変化させていきます。
具体的には、ある出来事に対して自分が選択した思考パターンを分析して検証することにより、思考パターンのくせを、より適応的な思考パターンへ変えていきます。ゆがんだ思考パターンへの対応を決めていきます。
この時に得た、適応的思考パターンに基づいた行動をとることにより、新たな思考パターンを定着させていきます。
「くせ」のない人なんていません。
ただ、ある状況をどう受け取るか(認知するか)、その受け取り方(認知の仕方)の「くせ」が問題なのですね。
今日も素敵な一日となりますように☺
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