牛頭天皇【津島神社】

こんにちは。

めっきり秋になりましたね。

明日からは10月、そして明日1日は中秋の名月です。

とても過ごしやすい、大好きな季節でもあります>^_^<

ですが、このような季節の変わり目は、体に響きます。日中は暑くて朝夜は寒い、なんてことから風邪もひきやすくなりますので、皆さん体調管理には十分気をつけてくださいね!

 

先日、愛知県にある津島神社に行ってきました。

この津島神社にはあの牛頭天皇が鎮座されていることが、桜井織子(神仏研究家)さんによりわかったのです。

桜井織子さんの情報では、これまでわかっている牛頭天皇が鎮座する神社は、京都の八坂神社、同じく京都の今宮神社、兵庫の広峯神社だけでしたが、今回、本の取材で愛知を訪れ、この津島神社で大変力のある牛頭天皇を見つけられたのです。

牛頭天皇とは?

この名前を初めて聞くという方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。

牛頭天皇というのは神様の名前ではなく、牛頭天皇という神様の種類のことです。

一般的な清らかな神様と違い、「魔」の世界にも詳しく、「魔」の世界にも顔を出すことができ、使える力は強大なものだそうです。

性質は陽気でおもしろくてユーモアたっぷりで、大変気さくな神様だそうです。一般の神社のようにかしこまって参拝しなくてもよくて、逆に変わった人や面白い人を気に入るようです。

この神様に気に入ってもらえたら、人生がひっくり返るほどの幸運・成功を手にすることができるそうです。

では、どうやって気に入ってもらうのかというと、真面目なお願いより、面白くてあり得もしないような願い事やユーモアたっぷりな話し方で、「こいつ、面白いやつだなぁ」と思ってもらうことだそうです。

その例として、桜井織子さんが本やブログで紹介しているお話で、「桂昌院の玉の輿ストーリー」があります。

江戸時代、京都の今宮神社付近に住む八百屋の娘「お玉」さんの身の程知らずな「願掛け」を面白く思い、お玉さんの願いを叶えています。

お玉さんは江戸幕府3代将軍徳川家光の則近となっています。この時代に八百屋の娘があり得ない話です。そして、息子は5代将軍徳川綱吉です。これもあり得ないです。

お玉さんのこの一件から「玉の輿」という言葉が生まれたようですし、今宮神社は「玉の輿神社」とも言われていると聞きます。

また、津島神社は織田信長が氏神として手厚く信仰したようです。信長の「上から目線的な願掛け」を牛頭天皇は面白いと思ったようです。それで、あのような出世に繋がったのです。

普通の清らかな神様に願うような願い事だと「ふ~ん」で終わってしまうのです。なので、牛頭天皇に面白いことを言うな~、面白いやつだなぁ~と感じてもらうこと、フフフと笑わせるような話や個性的な願掛けをしてみるといいそうです。

そこで、気に入ってもらえれば、人生大逆転もありのワクワクするような神様です。

そこは牛頭天皇の気持ち次第なのですが、意地悪な人や心根のよくない人から飛ばされる悪念から守ってほしい、という願掛けはちゃんと聞いてくれるそうです。牛頭天皇の得意分野ということです。

そんな牛頭天皇に会いに、皆さんもぜひ行かれてみてはどうでしょうか?

私の場合、面白くしなければ、と気張りすぎてしまい、牛頭天皇にしてみれば面白くなかったんじゃないかと反省しています。また、次回に期待してみようかと思っているところです。初回に叶わなかったとしても、次回叶う可能性があるそうです。

今日も素敵な一日でありますように☺

 

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