こんにちは。
昨夜は涼しくて、夜中に窓から入る風が肌寒かったくらいです。
夏の頃の寝苦しかった暑さはすでになく、夏が終わったことを肌で感じます。
今回は、滋賀県大津にある日吉大社の東本宮の神様のことです。
日吉大社は東本宮と西本宮があり、どちらも境内の「気」が全然違うようです。
このお話は桜井織子(神仏研究家)さん著書「神様のおふだ」で知りました。
西本宮は明るくて、いわゆる普通の神様と表現しています。
対して、東本宮内は仏教の色があり、経文が空間に存在していることを感じ、落ち着いた聖域感がすがすがしくあると表現しています。
この神様は大昔から山にいた古い神様(山岳系ではない)で、強くてパワーのある大きな神様だそうです。
実はこの神様は見えない世界での「神仏習合」というシステムを最初に作られたそうです。初めて仏教を容認した神様だということです。
どういうことかと言うと、その昔、仏教が日本に入ってきて、その後しばらくたってから比叡山にお寺が建てられることになった、それまでの比叡山は神の山だったのが、仏の山になる・・・。
そうなった時に、仏教を拒否する、仏教を避けて山から去るということをしなかった。
仏教を受け入れ、神仏習合を確立しよう、と積極的に動いた神様なのだそうです。
外国から仏教が日本に入ってきたそのとき、仏様は日本にもとからいる神様とは種類が違う、と即座にわかったそうです。そして、仏教がのちにこの国で、人間を救う宗教になる、ということもすでにその時点で見えていたそうです。
それは、人間にとって良いことであり、さらに「人間を救う」という部分では、仏様も神様も思いは一致しているので、排除するのではなく、避けるのでもなく、ラインを引いたり、溝を作ったりもせず、一緒になって人間を救おう、と考えられたそうです。
宗教の違いにこだわらず、協力して人間を救うと神様は、仏教に馴染む、慣れるためにものすごい努力としんどい修行をされたようです。
だから今、この神様はいつも比叡山の仏の山に常時いる、そのようなことができるのだそうです。
このお話を知り、素晴らしいー!、と感動しました。
このようなことは、現実の世界に通ずることがたくさんあります。
外国の宗教を受け入れる大らかな神様の波動が入ったおふだは、人間のイライラした気持ちを抑えてくれるようです。
よって、この日吉大社、東本宮のおふだの波動は「心が安定する。判断を下す能力や分析力が向上する、勝負強くなる」などの効果があるようです。
私は、30年ほど前、この神社に行ったことがあります。けれど、当時は何も知らず、それにその時のことはほとんど覚えていません。
いろいろなことを知り得た今、ぜひ、この神様に会いに行きたいー!!と思いました。
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