無量寺(ガン封じ寺)

こんにちは。

新型コロナウィルス対策でしょうか、外出先でマスクをかけている人、たくさん見ます。

公共の場で、もしマスク無しで咳などしようものなら、周りの人達の視線が痛いでしょう!

けれど、マスクをしたくても、マスクが売られてないのです。買えないのです(´;ω;`)

皆さんはどこで手に入れられたのでしょうか?「今頃、買おうとしてもどこもありませんよ。遅い!」と言われそうです。

 

先日、愛知県西浦にあります「無量寺」というガン封じのお寺に行って来ました。

昔から厄除け、ガン封じのお寺で知られているそうで、平安時代の古刹だということです。

ご本尊の西浦不動は秘仏で、特に難病封じがご利益と知られています。このお寺には全国の参拝者が祈願したガン封じ絵馬が、たくさん奉納されています。病気治癒をお願いするために、絵馬に人型の体が初から描かれていて、その体の図絵に、治してほしい所を〇印を書いているようです。

 

正面門です。

 

本堂です。

本堂の中は撮影禁止になっていましたが、中に入って上がることができます。

お不動さまのお顔もよく拝見できますし、天井からぶら下げてある装飾に平安時代を感じることができます。中に上がり、ちょうど座ってキョロキョロと周りの装飾を眺めていると、うれしいことに祈祷が始まりました。ここは、護摩焚きはないようです。

そして、千仏洞めぐりをしてきました。細い通路を進むと、ほの暗い中、両壁面に石仏が「ずらー」とあります。千体あるそうで、圧巻です。

中は洞窟のような感じで、奥にはガンダーラ仏や大きな大日如来坐像があります。そこには、線香やろうそくを奉納できるようになっています。どちらも50円でした。

珍しい仏さまで、「持病封じ仏」や「中気封じ仏」など、あまり見かけない仏さまもいらっしゃいます。昔は脳卒中のことを「中気」と言っていました。

中は窓はなく換気できないので、線香の香りが漂い、ろうそくの炎と薄暗い照明が頼りです。

しかし、ここでこれだけの仏さまにお会いできるので、ぜひ体験されてみてはいかがかな、と思います。

 

本堂の左手に「身代わり滝不動」さまがいらっしゃいます。

お不動さまは、一番高いところにいらっしゃいます。

木の枝で、左の仏さまの顔が見えません。

これで、見えました。

 

ここには、空海さんもいらっしゃいます。

 

本堂右手にはガン封じ堂と天然記念物の大楠があります。

 

ガン封じ堂の中を撮らせてもらいました。

 

 

この大楠は、本当に大きくてびっくりします。

 

そのままだと枝が地面に着くからでしょうか、枝がところどころ木で支えられています。
その枝から草が生えていて、枝も緑になっていました。(写真では見にくいです)

 

こちらは、縁結び観音さまです。

 

こちらの塔は日本大雁塔です。玄奘三蔵ゆかりの中国西安の大雁塔を三分の一に復元した、珍しい塔ということです。

中へは入れないようになっていました。

ガンだけでなく厄除け、さまざまな難病祈願におすすめです。

 

 

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