こんにちは。
このタイトル、なんだかスピリチュアルっぽいですね。 スピリチュアルは好きなので、そのような目に見えないお話を書きたいのですが、あいにく、まだあちらの世界は見えません。
感情とか感覚についてです。
人は、口に出して言わなくても、だいたい思っていることは相手に伝わります。そこは不思議なのですが、「目は口ほどにものを言う」などの諺にあるように、その相手から滲みでてくるのです。
ある会社のオフィスで、同じ部署に仲良しのOL(A・Bさん)二人がいます。 Aさんは、女性ながら仕事ができてとても有望です。このことに嫉妬した男性社員Oさんは、Aさんを仲間外れにしようと飲み会にBさんだけ誘いました。 それもOさんは意地悪く、Aさんに聞こえるようにBさんに声をかけ、Aさんには声をかけなかったようです。
Oさんは社内で人望がある人なので、Bさんは喜んで誘いをOKし、そのことをAさんには内緒にしたのです。そして、Bさんはその後ろめたさからなのか、Aさんを避けるようになりました。
Aさんは、Bさんが自分を避けるのは、飲み会のことをAさんに言わなかったからだと思いましたが、よく考えると、BさんもAさんに嫉妬していたことがわりました。
Bさん自身は、嫉妬していることを知られていないと思っていますが、これが、今回のこと(避ける)で、明らかになったのです。
そして、Oさんの言動は「Aさん羨ましいから、意地悪しよう」ということです。OさんとBさんの意見が一致したわけです。
Aさんは考えたそうです。
自分に落ち度がなかったか?
Oさんに関しては、一つ思い出したことがあったそうです。 Oさんのミスを上司が指摘するとき、上司の言い方がお笑い漫才のようで、思わず笑ってしまったこと。 決してOさんのミスを笑ったのではありませんが、Oさんを傷つけてしまったようです。
Aさんは大いに反省し、Oさんの意地悪は許すことにしました。そして、Bさんに対しても、今までと変わらない態度でいようと思ったそうです。
このように、感情や思いは言葉に出して言わなくても、相手に伝わるものです。 だから、いくら笑顔で「ありがとう」と言いつつ、心の中で「ふん、馬鹿らしい」なんて思えば、相手は何となく嫌な感じがすると思います。
けれど、これだけは忘れていけません。
たとえ、人を欺いても、神仏はすべてお見通しだということです。
人に嫉妬をするということは、自分と他人を比べるからです。いろいろな人がそれぞれの環境で育ち、考え方や事情がすべて異なるのは当然です。
むやみに人と比べ、自分の価値を下げるように妬むのではなく、比べるのなら自分自身を比べましょう。
過去に比べて今の自分はどうですか? 過去はまだ幼き心で、自分のことしか考えてなかった。 けれど、今はずいぶんと心が広くなり、人に対して思いやりを持てるようになった。
では、未来は現在の自分と比べて、どのように思い描きますか?
みなさんが、素敵な未来を思い描くことができますように!
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