いつも、楽しみに続けているジムのエアロビクスレッスンのことです。
それは、中、上級向けのもので向きがクルクル変わり、後ろ向きというパターンが多くあります。
皆さん長く続けている方(10年以上)が多い中、比較的新人(2~3年)といえる方のことです。
スタジオの前方は(場所のこと)長くレッスンをされている方が占めていて、その比較的新人の方、(Aさん)は、その前方の中に入って場所を確保しました。
ちょっと説明しますと、レッスンの個人の場所は決まっていなくて、誰がどこの場所でもいいのです。 けれど、暗黙の了解のようなものがあって、前のほうから長くやっている方が場所をとっていきます。そうすると、Aさんは、多分、一番後ろかな~という気がします。
Aさんはここ1か月くらい来なかったので、今の振付けを初めから習っていません。一つの振り付けは6回くらいやります。 なので、他の皆さんより出遅れています。その上、前方に場所をとりました。Aさんは背が高いです。後ろの背が低い女性は、先生の姿が見えなくなってしまいました。
私は密かに、「あれは、まずいんじゃないの~?Aさんが完璧にできるのであれば、〇〇さん(後ろの小柄な女性)は、Aさんをお手本に見て、覚えることもできるけど。前回も、前々回も来てないよね。動き(振付け)のことわからないよ。 〇〇さん迷惑に思っているだろうな~」と思いました。
レッスンが終わってから、〇〇さん(小柄な女性)が他の人に「あの人のせいで先生が見えなくて、よくわからなかった」と愚痴を言っていました。あの人とはAさんのことです。
やっぱり。
振付は途中、何度も後ろを向きます。後ろを向くと先生はいないので、しっかり振付けを記憶してないと、仁王立ち、もしくは棒立ちになります。Aさんはそれが嫌で前方に場所をとり、振付けが後ろを向いた時は、他の誰かの動きを見ようとしたのだと思います。
でも、それは自分のことしか考えてない行為に思います。
Aさんが前方に場所をとることにより、迷惑になる人がいることを考えていないのです。
たしかに、一番後ろの場所だと、動きが後ろ向きになった時、覚えていなければ何もできません。仁王立ち、もしくは棒立ちです。でも、それは、仕方がないのです。私もそうですし、皆さんそうやって習得していくのだと思います。
スタジオ内の場所は決まっていません。誰がどこでやってもいいのです。 けれど、周りの空気を読むことは大切です。
もし、Aさんが自分のことより、人のことを考えていたなら、前回も前々回にも参加していた、先輩方の前に出ていかなかったでしょう。
何事も、できるようになるには、忍耐は必要です。
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