お稲荷さんの気持ちー②

こんにちは。

この週末の天気は不安定で荒れています。

朝からとても暑く、良く晴れていたので洗濯物を外に干して外出しました。

お昼頃帰った時にはすでに突然の雨に洗濯物は、やられてしまいました(>_<)

午後から晴れていましたが、16時を回った今、外は真っ暗で、また夕立がきそうです。

 

前回の続きです。

境内社の他の神様がすべて勧請元に帰っても、お稲荷さんだけが残っているのは、やはり「勧請」という「契約」のせいなのだそうです。

実は、そのことをお稲荷さんは最初からわかって納得して、理解して勧請先へ来ているらしいのです。

勧請する人の力量や、勧請のやり方によってどのようなものになるか、変わってくる。

もしかしたら、勧請の仕方によっては半永久的に境内社に結びつけられてしまう・・・。

それでもお稲荷さんは「いい」と思って、承諾をしてそこへ行くのだそうです。むしろ、人間のほうが詳しくわかっていないため、ただの勧請をしているとしか思ってないようで、ガッチリと結びつけてしまうこともあるようです。

そのようなキツイ契約は「拒否」することもできるようです。けれど、「よし、それでもいい、行こう」というお稲荷さんのほうが多いそうです。

たとえキツイ契約でも、そこの神社のために奉仕しよう、働こうと思うそうです。その理由の一つに、お稲荷さんの眷属の数が非常に多く、神様になるのは狭き門のため、そのような勧請でもチャンスであって頑張ろう、と思うようです。

他の理由として、キツイ契約なのに、自分で契約を解除できないことがわかっているのに、それでも行こうと思うのは、「人間を信じている」からだそうです。人間を信じているから、自分がいる境内社がある神社に、人間が参拝しなくなるとは思はないそうです。

ずっと、参拝してくれる、人間はきっとずっと来るだろうと信じて行くそうです。まさか、人間が信仰を捨てて、その神社がスカスカになって参拝に来る人がいなくなって、朽ちていくなんて思わない。

だから、クサリで縛られる契約だとわかっていてもオッケーするそうです。

そこの神社の神様が勧請元に帰って.スカスカになっても「また、参拝に来てくれるかもしれない、その時のために自分がここにいなくては・・・・」という気持ちを持ったお稲荷さんや、希望をもったお稲荷さんもいるそうです。

長くなったので、また続きます。

今日も幸せな一日となりますように。

 

 

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