修行

こんにちは。

昨日から消費税率が引き上げされました。

その前日、どうせ近いうちに買う予定の品物なら少しでも安く買おうと思い、いつも行く薬局に行きましたら、駐車場がまず、いつもと違って満車でした。店内もいつもと違った人の混みようで、欲しかった商品は売り切れでした!!

皆さん考えることは同じですね。レジも混み混みで、平日なのに行列ができていて、ちょっと疲れた買い物でした。

消費税が上がった分の節約をすれば、何も、消費税前の駆け込みをして疲れなくてもいいのに~と思いながら、人って世間の雰囲気に飲まれますね(>_<)

 

さて、昨日のNHK TV番組シブ5時「悩み相談」での相談事ですが、隣人にあいさつを無視されるという悩みでした。その無視をする人は一人で、他の隣人はあいさつを交わしてくれるということです。

ゲストの方のアドバイスの一つは、「手紙を書いて渡す」というものでした。

そのゲストの方も同じような思いをしたことがあったとのことです。どのような手紙かというと、「自分が気付かず、何かご迷惑をかけていることがあれば、おっしゃってください」という内容です。それで、別のお宅の騒音に悩まされていることがわかったということでした。

他のゲストの方のアドバイスは、「あいさつを返さない一人の人に焦点を合わせない」というものでした。

あいさつを返さない人に焦点を合わせると、ネガティブになってしまう。他のあいさつを返してくれる隣人に焦点を合わせることでポジティブになれて、その方がいいということです。

この二つの考え方、とてもいいですよね。手紙を読んでくれそうな隣人なら、そういったやりとりでお互いの心の距離が縮まりそうです。

また、あいさつを返してくれる人に焦点を合わせるというのも、あいさつを返さない人=悪い人 という自分の固定観念を外すことで、できそうです。

そして、宗教家の釈徹宗さんは、感情と行為に分けて考えたらどうか、というアドバイスでした。

あいさつを「一つの修行」ととらえ、相手が返さなくても、あいさつは修行だからするわけです。そこには、「えっ!何で返さないの?」という感情は付いてきません。

釈徹宗さんのアドバイスはさすが高度ですね。イヤなことをイヤだな~と思うより、修行だからと思えば、心は平穏で、つまり物事を冷静に俯瞰して見れます。このように、客観的に見ることは正しい判断にも繋がるのです。

人生も修行ととらえれば、人は何と尊い修行をしているのかと思います。

今日も素敵な一日になりますように(*^-^*)

 

 

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