こんばんは。
今日も降り続く雨ですが、九州では同じ地区に断続的に降り続いているそうで、長雨、大雨による被害に十分注意してくださいね。
先週末は日本陸上が熱かったですね~。
そこで、アスリートたちの強さについて考えてみましょう。
私たちはアスリートたちの戦いには魂を揺さぶられ、感動し涙することもあります。そういったアスリートたちの高度なパフォーマンスを支えているのがメンタルタフネスです。
スポーツの世界ではフィジカルを鍛えることはもちろですが、メンタルを鍛えることがとても重要となります。成績や結果を左右するくらい大切です。
これは何もスポーツに限ったことではなく、ビジネス社会においても同じことが言えます。順調に成果を上げているときは誰でも前向きになれます。
けれど、思うように成果が上がらず悩むときやいわゆる壁に当たったとき。また大きなプロジェクトを任されたとき、その信頼とプレッシャーに耐えうるメンタルが必要となってきます。
では、アスリートたちが大舞台で戦い抜き、成果を上げるためやっていることとは、どのようなことでしょうか。
それは、個人によって、自身のやり方というものがあると思います。その中での共通点を考えてみます。
1、力を引き出すために行うアプローチは「行動」「思考」「イメージ」です。
・「行動」 メンタルに良い習慣を日常生活に取り入れ、メンタルを高めるスイッチ(動作)を確立する。いざというときに、意図的にメンタルを高められる動作を持っておくことは本番に強くなる秘訣です。そして、フィジカルを鍛えることで「これだけやった」「やれることはやった」という達成感や納得感が得られ、心に余裕ができメンタルの安定につながります。
・「思考」 一流と言われる人は、何事もプラスの側面から捉える思考をします。変化はチャンスと捉え、苦しいときこそポジティブな発想を取り入れます。どん底の状態になったときが本当のスタート地点と。結果だけにとらわれたり、周りと比べて一喜一憂したりと状況に振り回されず冷静になることが大切です。
・「イメージ」 客観的と主観的と両面から自分を成功に導くイメージを描きます。その場を切り抜けるためにとっさにひらめいたイメージを信じます。それは、潜在意識に蓄えられていた情報が顕在化するものだと考えられます。これまでの経験に基づいて、意識の表面化で繰り返されてきた思考が 良質の情報として出てくるのです。
2、メンタルそのものを鍛えるアプローチは「人生哲学をもつ」「課題と向き合う」です。これらが失敗や挫折に折れない「芯」をつくります。
・「人生哲学をもつ」 自分なりに物事に取り組む際、最も大切にしている価値観や行動基準をもつことは心の支えになります。鼓舞される言葉や座右の銘などです。
・「課題と向き合う」 課題が見えたときに、避けることなくその心理傾向を打ち破らなくてはなりません。自分の心の限界を超えることでメンタルタフネスは高められます。
以上のことから生まれるのが「芯のあるしなやかさ」なのです。
スポーツの世界に限らず、ストレス社会と言われる今日において、メンタルを鍛えることはとても重要なことなのです。メンタルタフネスを高め、心優雅にたくましく生きたいものです。
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