会社に勤務するAさんは、同じ部署のBさんとどうもウマが合いません。性格も反対でBさんのことを肌が合わないと感じ、会社に行くのもBさんのことを考えると憂鬱になります。
Aさん「Bさんのことが嫌で、会社に行くのも嫌になります。Bさんとは相性が合いません」
Aさんのように相手との相性が悪いと思うことがありますよね。
まず、相性とは大抵の場合において、相性が良い/悪い という場合は、予め関係しあった結果を指す傾向ににある。(Wikipediaより引用)
初めは相性が良いと思った人でも付き合いを重ねるうちに、うまくいかなくなったり、すれ違ったりすることもあります。逆に、初めは相性が悪いと思っていたのに段々と良くなっていくこともあります。要するに、相性が良いとか悪いとかあまり当てになりません。人はそれぞれに違う性格を持ち合わせているので、相性が合わないのは当然のことなのです。ただ、合わない時にどうするのかが問題です。
人は、相性が合わない時というのは、相手に対して「何であんなこと言うの?」「どうしてあんなことするの?おかしいよね~」と相手を批判しがちです。自分の欠点や悪い点には気づいていません。
このような時、こういった状況は何かを気付かせるために起こります。
・自分中心に物事を考えている。
・私は悪くない、相手が悪い。
など、自我を押し通そうとしていることが多いのです。
人間はたくさんいるのに、どうしてわざわざ相性の悪い人と関係を持たなければならないのでしょうか?何もわざわざ相性の悪い人とつき合わなくも良いのでは~と思いたくもなります。けれど先ほどのAさんのように相性の悪いBさんのいる会社が嫌で転職したところで、また、同じことが起きてしまいます。
どうしてでしょう?
どうしたらいいのでしょうか?
周りや相手を変えることはできないけれど、自分は変われます。「あの人のあんなところがイヤ。変わってほしい」と思うのなら、自分を変えるのです。
嫌いな相手でも必ず良いところがあります。そこにフォーカスしましょう。
相手の良いところを誉めてみます。すると自分に変化が起きるのです。
人と人との関係というのは、お互いの理解によって支えられています。どこまで相手のことを考えてあげられるか、心情や事情を考えてあげられるのか。
そのような努力ができた時、より良い人間関係が生まれます。
そしてなにより自分の魂の成長に繋がるのです。自分から積極的に努力をして絆を作るということは、自分自身で幸せな道を選ぶこと他ならないのです。
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